TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

糖尿病って恥ずかしい「病」かー糖尿病の病名変更なんだって

 糖尿病って恥ずかしい「病」だろうか? というよりも病気に恥ずかしいも何もないはずだ。
 先日、東大医学図書館で頂戴した新聞「Medical Tribune」(2023年2月2日)に「糖尿病の病名変更―賛否共に3割弱」ときう記事が載っていた。興味深いので概要を紹介しておきたい。

 <渡欧尿病を持つ人への差別や偏見(スティグマ)は根深く、生命保険の加入を断られるなど現実的な不利益を被るケースも少なくない。(これって、偏見ではなく糖尿病は万病のもとであるから生命保険は断るのは当然だろう。)日本糖尿病学会(理事長:植木浩二郎)と日本糖病協会(理事長:清野裕)は社会からこうしたスティグマを取り除く対抗活動(アドボカシー)に取り組んでおり、糖尿病の病名変更も検討している。(このことについては、過日、新聞記事で知った。)そこで、Medical Tribune では、Medical Tribuneウェブの医師会員を対象にウエブアンケートを実施(期間2022年11月22〜28日)。病名変更の是非などについて聞いたところ、賛否共に3割弱で拮抗していた。>

 アンケート調査結果から興味深い部分を抜いて書いておきたい。

(1)糖尿病の診療時に実施している検査を聞いたところ(複数回答可)、HbA1c94.3%、空腹時血糖値が91.9%、尿検査が86.6%、Cペプチドが64.5%、グリコアルブミンが61.9%などであった。
 ⇒私の場合は、HbA1c空腹時血糖値を測っている。以前は、グリコアルブミンを測っていた。

(2) 適切と思う糖尿病の代替病名について自由回答してもらったところ、最も多かったのが「高血糖症」で12.8%、(「高血糖病」「高血糖症候群」を含めると17.7%)、ついで「糖代謝異常症」の11.5%(「糖代謝障害」「糖代謝病」を含めると13.7%)だった。

(3) 一方、「糖尿病のままでよい」は15.6%、「名称変更してもスティグマは減らない」4.4%、「偏見を感じない」2.2%などの意見も上げられた。
 ⇒ 「糖尿病」は本人にとって大変な病気ではあるが、別に偏見をうけるような病気ではないと私は思う。それよりも、「C型肝炎」を含めた肝臓疾患の場合感染があるので、偏見があったと思う。私の経験でも、表立っては人には言わなかった。C型肝炎ウイルスのキャリアであると判明してから、歯科健診を3年くらいは受けなかった。石綿歯科で、HCVキャリアであることを告知して治療と健診をおこなってきた。HCVの駆除に成功した今も石綿歯科医院には感謝をしている。