TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

『ハザールー幻のユダヤ教騎馬民族-』(城田俊著)校正の始まりー初めから吃驚

 本日(2023年4月8日)は、私の母の誕生日である。母は明治45年(1912年)4月8日生まれである。生きていれば111歳せである。私はいま76歳なので、母が35歳の時の子どもである。思えば長く生きてきたのだ。今日は、合気道の土曜稽古であった。3カ月に一度だけ指導来ていただいている本部師範遠藤征四郎さんの指導日であった。ところが、体調不良(胸の動悸、不整脈、眩暈)のために急遽来られなかった。そこのため本日は、鈴木師範の指導で通常の稽古を行った。両手取りの各種の技の稽古を行った。参加は会員が16名、ビジター一人(竹内さん、武蔵野のさわやか合気会)だった。

 さて、本日は、標記『ハザールー幻のユダヤ教騎馬民族-』(城田俊著)の校正のことに触れておきたい。昨年、久しぶり(25年か)に城田先生にお目にかかり、城田さんが、ハザールの研究書をかいておられることを知った。原稿はほぼ完成しており、本に出来る出版社を探しておられた。私が元出版社勤務であったことを伝えると、件の本を出版してくれる出版社はないかと相談された。既に、城田さんは「ハザール研究書」の翻訳(ロシアの研究者)本を新潮社から出していた。そこで、「第一選択は新潮社」ではと具申した。しかし、旧本の担当編集者は既に新潮社を退職しており、新潮社は企画書を送っても返事もくれないと判明した。そこで、藤原書店(石牟礼さんの本を出している)を推薦した。藤原書店は、「志の出版社」であると思ったので推薦したのだが、ここも企画書に返信もしてくれないとわかった。そこで、曲折を経て、文京区・小石川にある「水声社」という出版社が、企画書に関心を持って、出版してくれることになった。この出版社は、安井有子さん(ロシア語研究者)の葬儀の折に、城田さんが同社の編集者と知己を得ており、繋がりがあったのだった。そんなことで、昨年末から企画通って、出版準備が進めれてきた。
 本日(4月8日)午後13時過ぎに、校正ゲラが郵送されてきた。夕方、17時に合気道の稽古から戻って、早速、先日(6日)到着した、元原稿と照らし合わせて、校正を始めた。ところがである。元原稿に赤字あるいは、鉛筆書きで追加して貼り付けた原稿が反映されていないことが反映した。帰宅して、1時間、夕食後に2時間くらいを要して、「序章」のみを校正してみた。しかしである。第1章にはいると、修正と追加原稿が無視されているので、これはもしかしたら、一段階前の原稿のままのゲラであると気が付いた。そこで、とり止めて、経過の報告を城田先生にメールで書きはじめた。午前10時に、地方選挙の投票に出かけた。そのあと、散歩に行ったので、メールは出さずに、事情を電話で報告した。

(続)

水声社の広告から■」
『ジャンクリストフ物語』(ロマン・ロラン原作、宮本正清翻案、宮本エイコ補訂)

モーパッサン伝』(H.トロワイヤ 足立和彦訳)

『感受性とジェンダー』(小川公代+吉野由利編)

ホロコーストとナクバ(小森謙一郎訳)