TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

『世界食味紀行ー美味、珍味から民族料理まで』を読むーこれは”足で喰らう”本だ!

『世界食味紀行ー美味、珍味から民族料理まで』を読むーこれは”足で喰らう”本だ!

 

  旧友の芦原伸氏がまた本を出したというので、早速アマゾンで取り寄せた。『世界食味紀行ー美味、珍味から民族料理まで』。表紙を一目見て閃いた。「足で喰らう」という本だ。目次をみる。第1章 ヨーロッパ、ロシア、第2章 アメリカ、オセアニア、第3章 中国、アジア、第4章 中東、アフリカと世界中の大陸、国々を網羅している。精々七カ国くらいしか行ったことないわたしにも、「世界食味紀行』を紐解くことで世界の美味、珍味を覗き見られる。
「料理を味わうことで、その土地の歴史や文化がみえてくる」と表紙にあるが、食い物と酒は文化そのものではないか。紀行作家の芦原氏は、世界を足繁く隈なく喰っている。「犬鍋が最高!と聞かされて」北朝鮮にも行く。「トランス・アジア・エクスプレス」というイスタンブールからテヘランまでの国際列車は67時間50分もかかる。列車内で11回も食べる。外国だけかと思えば、わが北海道も「ジンギスカンをめぐる冒険」としてアジア編で一項目が割かれている。本書を紐解くことで私たちは、コロナ禍で蟄居していても世界の美味、珍味を喰い、心で旅することができると知った。