TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

気になる本『王禅寺村 御用留記帳—柿生郷土資料館」のこと、および王禅寺と琴平神社

 今年(2023年)3月から、「楽さんかい」という名称のシニアグループに参加した。1月~2月にかけて開催された「シニア講座―地域デビュー」に参加したものが13人中9人残って自主グループを結成したのだ。その初回の会合として、今回、地元麻生区王禅寺東3丁目近辺にある、王禅寺と琴平神社の二つを訪れた。

 折しも、地元で発行「タウンニュース」というミニコミ新聞に標記の記事が載っていた。興味あるので、記憶と記録のために紹介しておきたい。

<柿生中学校内にある「柿生郷土資料館」が、1862年から63(文久2~3)年に王禅寺の村役人が領主などからの通達を書き留めた「御用留(ごようどめ)」を読み解き、このほど発行した。郷土資料を中心とした古記録・古文書を読む会が作業をしたもので、幕末の情勢と村の関係が見えてくる。>

 今回発行されたのは、王禅寺村の領主である増上寺や、関東一円を取り締まっていた出役から出された廻状や触書などを名主(村の長)志村文之丞が書きとめたものだ。(この方こそが、今回訪問した琴平神社宮司の志村幸男さんの祖先)原本は、享保期から断片的に数十冊残る御用留の一冊で志村家が所蔵している。現在、志村家には資料館(二階建)があり、琴平神社関係及び王禅寺村の名主であったことからの、貴重な資料を納め保存している。今回、資料館での閲覧の機会をえたが、多摩川近辺に二課領用水路ができて水を納めた地製図等もあった。

 (閲覧の問い合わせは、柿生郷土資料館で可能だ。)

次に、王禅寺と琴平神社について紹介しておきたい。

■王禅寺■

 

 

琴平神社

 

 

(更新予定)