TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

『長生きにこだわらない』(矢作直樹)を読み終えたので書いておく

 本日は合気道の水曜日稽古に参加した。参加者は五人だけであった。会場費が1810円なので人数が少ないと効率が(採算的に)悪い。今後は水曜日の夜の稽古を縮小する方向をS師範が示した。本日は、今週末(土曜日)に会員のFさんが五級の審査を受けるので五級の審査項目に含まれる技の稽古をした。正面打ち一教、片手取り入り身投げ、座技呼吸法等であった。

 帰宅して『長生きにこだわらない』(矢作直樹)を読んだ。矢作さんには『人は死なない』(バジリコ)という別の著書がある(この本はリクエストしてあるがまだ順番が来ない)。やはり矢作さんは死後の世界を信じている方と知った。

<著書や講演会で事あるごとに触れてきましたが、私は「あの世」の存在を認知しています。私たちのいる世界とは別の世界(次元)です。簡潔に言えば、私たちはそこから意図(魂の計画)を持ってやって来て、肉体の限界(肉体死)を迎えたら、故郷、つまりその世界に帰還します。これを何度も繰り返すことを、一般に輪廻(りんね)とか輪廻転生(てんせい)と呼んでいます。>

 上に引いたように、矢作さんは「死後の世界」を信じているというか認識しているんだという。救急外科医でありながら、自然科学としての医学の専門家でありながらである。驚きである。私は死んだら人間は土に還る、死後の世界なんてない、亡くなった両親や友人たちに会えることの出来る「あの世」は無いと思っている。

 この本のカバーの内側に<「できなくなる自分」を、私は受け入れたいと思います。>と矢作さんが書いている。私自身は、往生際がわるいというか、なんとか「げきなくなる」自分を認めたくないと抗っている。最近、暑さのためか疲労感が大きい。電車に乗る時、エスカレータやエレベータをこれまで使っていたが、先日から、 なるべく階段を上り下りするように、つまり身体を使うように抗っている。
 この本の構成は以下のようだ。

はじめに ー変わっていく自分を楽しむ
第一章 人生に定年はない。本当の定年は命日。
第二章 自分の暮しに手を抜かない。
第三章 機械まかせ、他人任せではなく自分の体で生きる。
第四章 病は闘うものではなく、暮らしを変えるきっかけ。
第五章 安心してひとりで死ぬための努力と準備を始める。
付録 最期の日まで、いい顔で生きるために・・・・「中今」を生きるために・・・

 矢作さんは、肉を食べない、酒ものまない。やはり、一種の変人、すごすぎる人のようだ。

「人生もマラソンも、ゴールを気にしたらしんどい。今の景色を味わえば楽しい。」

やはり、いつやるの、「今でしょう」。林 修さんの言葉は正しいんだね。