TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

いつやるか「今でしょう」~『還暦からの底力』(出口治明)を読み終えたので書く

 『還暦からの底力ー歴史・人・旅に学ぶ生き方』(出口治明)を読み終えた。昨日から、

第五章 持続可能性の高い社会を子供たちに残すために
 を読んだ。
  前々から気が付いていたのだが今日という日は(未来からみると)一番若い日なのだ。そして、過去からみれば一番年取った(もしかしたら成熟した)日なのである。つまり、生き続けることを思えば「今が一番若い日」なのである。出口さんの言葉「迷ったら、やる。迷ったら買う。迷ったら行く」を読んだ。

 <・・・・「もう60歳になったのだから、何をするにももう遅いのでは・・・」「今さら勉強を始めるのは面倒だし・・・」そんなことを考えていたら結局何もできず、つまらな毎日の繰り返しに陥ってしまうでしょう。明日に先送りしたら1日年をとるのだから、何でも今すぐ早く始めたほうがいいに決まっています。いまこの時のあなたが一番若いのに、なぜいま直ぐ始めないのか。・・・・>

 出口さんは実にいいことを言っている。考えないサラリーマン時代の「飯・風呂‣寝る」から脱却して、「人・本・旅」を今からやることで生きることが楽しくなる。

 今日の気になる本は以下だ。
(1)『疎外感の精神病理』(和田秀樹集英社新書、2023年、1100円)
 宣伝の文句はこうだ。引きこもりも、表面的な同調も「疎外感」が原因だった!コロナ禍によって、私たちの心のありようは変わった。他人との交流が増えたいま、あぶり出されたものとは・・・日本人の心を読み解く!

 和田さん、どんなことを書いているんだろう。キャッチ―からは余り見えてこない。余りにもたくさん本を出すので読みきれない。

(2)『元ヤクザ 弁護士』(諸橋仁智、彩国社)

 読んでみたい。たんなるヤクザというのではなく覚せい剤もやっていた過去がある。どのようにして立ち直れたんだろう。興味深い本だ。