TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 「認知症と生きる 社会と手をつないで」(朝日新聞 時時刻刻)を読んでみた

 本日は午前中に畑を耕し堆肥を入れて元肥に化学肥料も施し大根の種を蒔いた。大根のほかに白菜の種も少し蒔いた。

 ところで、本日、9月21日は30回「世界アルツハイマーデー」なんだって。朝日新聞朝刊(2023年9月21日)の2面「時時刻刻」欄に標記の記事「認知症と生きる 社会と手をつないで」が載っていた。興味を惹かれたので概要をまとめておきたい。今年(2023年)6月に「認知症基本法」というのが成立したんだ。知っているかな?

 「認知症のひとたちが、尊厳と希望を持って暮らせる社会をめざす。認知症の人がさまざまな活動に参画できる社会は、どこまで実現しているのだろうか。」

 標記は、この記事のリードの文章である。このしたに各地での事例が紹介されている。
(1)若年性アルツハイマー認知症のTFさん(東京都)の場合:30年超のキャリアの仕事(営業職)を辞めることになった。「自分でも考えられないミスを連発した」ということらしい。
 若年性認知症の人は18~64歳の10万人あたり50.9人とされている。東京都長寿医療センターの研究者たちが2017年~2020年に調べたところ、発症時に就労していた人の64.9%が退職。解雇された人も5.2%いた。

(2)高知県香南市の山中しのぶさん(46歳)はデイサービス事業所「でいさぁびす はっぴい」を立ち上げた当事者だ。利用者の社会参加を目指して洗車や農作業などの有償ボランティアをメニューに取り入れている。山中さんは診断時には41歳だった。一人で三人のこどもを育てているんだって。こういう方は極めてまれでハッピーの人なんだろう。

 <コメント> 以下に、認知症基本法と「認知症」の特徴をまとめた記事を掲示しておく。
 私の義母の場合は、5.6.があてはまる。約束の場所に行けなくなった。寂しがり不安感を訴えた。友人のRB君は私との約束の場所にくることができなかった。
 認知症は、早期発見と早期受診が大切なんだって。同伴者のYによれば、私は既に認知症の入口にいるんだって。私からみると、4.ささいなことで怒りっぽくなった、という点は同伴者にあてはまる。「すぐ怒る」のは老化の一種だろう。
認知症の人と家族の会」は、公式ウエブサイトで介護する家族の経験をふまえてつくった20項目の「早期発見のめやす」を公開しているんだって。こんど観て参考にしてみよう。

認知症基本法ってどんなもの■
 正式名は「共生社会の実現を推進するたあめの認知症基本法」。認知症の人が自らの意志で日常生活や社会生活を営むことができるようにすること、意見表明の機会の確保などを基本理念として定める。国や自治体に対し、適切な保健医療・福祉サービスの提供、就労や社会参加の機会の確保、バリアフリー化や見守り体制の整備などを求めている。

いちからわかる認知症の症状とは?■

  1. もの忘れがひどい
    ・おなじことをなんどもいう、問う、する
    ・財布・通帳・衣類などを盗まれたと人を疑う
  2. 意欲がなくなる
    ・下着を替えず、身だしなみを構わなくなった 
    ・趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
  3. 判断・理解力が衰える
    ・料理・片ずけ・計算・運転などのミスが多くなった
    ・テレビ番組の内容が理解できなくなった
  4. 人柄が変わる
    ・ささいなことで怒りっぽくなった
  5. 時間・場所がわからない
    ・約束の日時や場所を間違えるようになった
    ・慣れたみちでも迷うことがある
  6. 不安感がつよい
    ・ひとりになると怖がったり寂しがったりする