パソコン講座(PC楽会)に参加した。初めてパソコン講習会に参加したのは1995年ころであった。今から38年も前になるのだ。その少しまえにワープロを一生懸命に練習していた。ワープロのを使うようになって座談会の原稿整理が格段に楽に早くなった。その少し後にワープロからパソコンに移行した。はじめのパソコンはPerfomaというマックパソコンだった。その直後にWindowsパソコンが出てきて、Windows 95が画期的なものだった。爾来、38年が経過したのだった。
さて、本日は「PC楽会」のパソコン講座に参加した。「Excel セル・行列・シートの操作」であった。エクセルは自己流でマニュアルで自学自習で実践してきた。表計算も、足し算も、掛け算も、割り算もすべて自習で学んだ。オート・フィル機能の使い方はつい最近まで知らなかった。なにはともあれはエクセルとワードを習得すれば、文章作成は各段に容易で優れたものになる。
さて、帰宅して恒例の朝日歌壇と朝日俳壇を読んだ。読んでみると、なぜかこころに響いてくる歌がない。
<原野(フィールド)で戦う若き兵士等に観客は無し声援もなし(五所川原市 戸沢大二郎)>
<ウクライナ七万ロシア十二万侵略なくばまだ在りし人(観音寺市 篠原俊則)>⇒永田和宏撰:
上の二首は常連の二人の方の入選歌だ。二人ともウクライナ・ロシア戦争を詠っている。世相歌だ。こういう世界情勢を詠う歌が好まれているようだ。
<ブーラメンみたいに平たい海ガメの赤ちゃんの手はつばさの形(奈良市 山添聡介)>⇒馬場あき子、高野公彦共撰:
聡介君(小学生)の新鮮な観察眼ひかっている。
<この国は炎暑がトップニュースなり七十八年戦(いくさ)なき国(東京都 上田国博)>⇒佐々木幸綱撰*
戦後2年生まれの私は76歳だ。戦争を知らない世代という幸せ。
次に俳壇を読む。
<敬老の日とてかはらぬ酒二合(大和市 岩下正文)>
最後に今日の気になる本を見つけた。
『ネガティブ・ケイパビリティー答えの出ない事態に耐える力』(帚木蓬生、朝日新聞社、1430円)
「小説家で臨床40年の精神科医が、教育・医療・介護の現場でも注目の「負の力」を多角的に分析。」という宣伝文句だ。どいう本だろう。読んでみたい。