TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 「父と息子」のこと ~ 三女の二人の男の子(4歳、7歳)がやってきて思うこと 

 一昨日(10月7日)は朝から保育園の運動会の見学に出かけた。三女の息子(二男、4歳の初めての保育園での運動会だ。一昨年(2021年)、昨年(2022年)は新型コロナウイルス感染防止のため見学者は保護者のみに限定だった。今年は初めて、爺婆まで見学の機会が与えられた。婆は長坂(八ヶ岳)方面に出かけているので爺たる私が参加した。その日(7日)の午後から三女の家族は富士山麓霧ヶ峰とか?)にキャンプに行くと言っていた。ところが生憎の雨でキャンプを一日で取りやめて返ってきていたのだ。名物の「ほうとう」を買ってきたので夕食を一緒に食べようと言って16時過ぎに三女の家族が四人でやってきた。孫が来るのは嬉しいが、爺婆は疲れはててしまうのだ。
 さて、本日は「父と息子」の関係のことを考えてみたい。ツルゲーネフの小説『父と子』、また本邦の志賀直哉の小説『暗夜行路』もテーマは父と息子の相克である。今回、三女の息子たちは実に父親を好いている。そして父親が実に息子たちの面倒をみている。かつ実に考えて息子の教育に勤しんでいる。長男のY君は幼少期からダンス、自転車乗り、今はサッカー教室(川崎フロンターレ)にも通っている。二男のT君も兄とほぼ同じような経験を積ませてもらっている。実に伸び伸びと育っているのである。この父と息子たちはどのように生長していくのだろうか?楽しみであり自らの育った頃のことを想い起すと雲泥の違いである。
 翻って私が不幸であったというのではない。ただ父親とのこころの交流が一切なかった。幼い頃はただひたすら母の優しさのもとで素直に育ってきたと思う。しかし一方、何かが欠落した環境で育ってきたのだと今から思う。