ついにその日がやってきてしまった。「週刊医学界新聞」が「月刊医学界新聞」に変わる。驚きの「お知らせ」を読んだ。医学界新聞・第3556号（2024年3月4日付）で以下の記事だ。驚いた。ショックを受けた。
＜「週刊医学界新聞」の名称及び発行形態変更のお知らせ
弊紙は2024年4月より週刊発行から月刊発行（毎月第2火曜日発行・2色刷16頁建）に変更いたします。これに伴い、名称を「医学界新聞」と改めます。初回発行は2024年4月9日を予定しております。
これからも、日本の医学・看護領域における最新の知見を、公正に、的確に伝えるように努めてまいります。引き続記、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。＞
簡単な告知で見落としてしまいそうな小さな記述だ。だがこれは大きな変更なのだ。「週刊医学界新聞」の終焉といっていいだろう。1981（昭和56）年5月から1993（平成５）年5月まで、私は「週刊医学界新聞」の取材・執筆・制作に携わってきた。満34歳～45歳までの12年間だった。思えば一番の働き盛りの12年間を医学界新聞に関わっていた。毎日が充実した日々であった。好きな取材と原稿執筆に勤しんできた。初期の頃は辛い日々であったが後半の7年くらいは仕事を満喫したといっていいだろう。その頃の日々はこのブログに『私の「医人」達の肖像」のテーマで書き連ねてきた。
本日は驚きのニュースに接した。そのことを記憶と記録のために書いておいた。
