「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山ぎは、すこしあかりて、紫だちたる雲のほそくたなびきたる。夏は夜。月のころはさらなり。やみもなほ、蛍の多く飛びちがひたる。・・・」 (枕の草子)
「四月は残酷な季節・・・」(T.Sエリオット)
本日は合気道稽古前にパソコンの会(「PC楽会」)に参加した。そこではワードを使った「チラシ作成」の復習と「パソコン基本のき」の講義を聞いた。ワード、エクセルは便利であるが難しい。メールソフトもマイクロソフトのOutlookだけでなく、Google(グーグル)のGメールほか色々あるのだと教えて貰った。
合気道の稽古に行く前から気分が重かった。合気道の稽古では逆半身の正面打ちからの各種の技の稽古をした。「下実上虚」えを唱えながら稽古をした。
帰宅して朝日歌壇と朝日俳壇を読んだ。
<「勇気ある国際的な女性賞」五ノ井里奈さんに贈るのは日本ではなくアメリカだった(観音寺市 篠原俊則)>⇒馬場あき子撰;:
五ノ井里奈さんは自衛官で同僚の男性自衛官から性被害をうけたことを実名で訴えて戦ってきたのだった。訴えの事実が認められて陸上自衛隊トップ、防衛省からも謝罪を受けた。加害者からも直悦の謝罪を得た。依願退職も公務災害に認定され一等陸士から陸士長に階級が昇任されて退職となった。快挙で明るい画期的なことだと思う。そして、アメリカ国務省が発表した2024年「国際勇気ある女性賞」に選ばれた。
篠原さんの歌は上掲の事実を歌ったことになる。しかし、これって歌か?「57577」にも収まっていない。これを歌壇に投稿するのもそれを当選に選ぶのも変だと思う。「短歌」ってそこまで自由でいいのだろうか?分からない。
<たくさんの通院患者の個々の名が番号となる病院ロビー(糸島市 木京 野清美)>⇒佐佐木幸綱撰:
<野うさぎをリュックサックに隠しているような弁当箱のぬくもり(奈良市 山添聖子)>⇒馬場あき子、永田和宏共撰+
俳壇ンも読む。
<初老病あとはしらぬじ菫草(すみれそう)(横浜市 小田正治)>⇒大串 章撰:
最後に、今日の気になる本。
(1)『運動脳』(アンデシュ・ハンセン、御船由美子訳、サンマーク出版、1650円)
読んでみたい。