TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

 「POCUS」って何だ? ~ 「point-of-care ultra-sonography(超音波)」

医学界新聞の最新号・第3556号(2024年3月4日付)に「時代を積み重ね、未来を映し出すPOCUの可能性」という」座談会が載っていた。興味を惹かれた。 <身体診察の延長としてベッドサイドで行われるpoint-of-care 超音波(POCUS)の広まりやポータブル型・携帯…

『口秋々(しゅうしゅう)吟』(松本清張)を読んだ ~暗い哀しい物語だ・・・

この小説は「オール読物」(昭和28年3月号)に掲載された。「オール読物」は五、六歳の私の家にあった二冊の本の一つだ。もう一冊は「家の光」という雑誌だ。昭和28年というと昭和22年生まれの私が6歳の時のことだ。この小説は清張さんの四作品目だろうか? …

『火の記憶』(松本清張)を読んだ ~ 人の心の闇を描いていた 

本日は合気道の水曜日稽古に参加した。両手取りからの各種技の稽古をした。「下実上虚」に加えて「呼吸」を意識した。とくに意識して吐く。吐けば吸うことはできる。合気道は呼吸を止めてはいけない。動きながら常に呼吸をしているのである。有酸素動作が基…

 「コロナ薬ゾコーバ承認へ 塩野義が開発 2022年に緊急承認」のこと ~記憶のために

新型コロナウイルス感染症の流行時に緊急承認されたコロな治療薬「ゾコーバ」について、厚生労働省の専門家部会は、3月4日、通常の手続きでの承認を了承した。緊急承認で推定された薬の有効性について、追加データをもとに確認した。 ゾコーバは塩野義製薬が…

 「生体肺肝移植」初の同時移植  京大病院、10歳未満男児に」の記事を読んで ~思うこと

ジェンナーに始まる「ワクチン接種」は感染症に対する画期的な医療の進歩である。ワクチンは人為的な免疫力増強法と言えるだろう。 一方、「移植医療」となると、これは侵襲的な極限的な医療といえる。脳死あるいは生体の移植にしても侵襲的な医療であること…

 『或る「小倉日記」伝』(松本清張)を読んだ〜 すごい本だ、もっと早く読みたかった

良く晴れたが風の強い月曜日。同伴者Yが京王線にのって友人たち(MK、KO)二人と片倉城址公園にミスミソウ(雪割草)を見に出かけた。私は午前中は家にいて布団を干してたあと、過去の確定申告をエクセルに打ち込んで資料を廃棄した。ようになって、満を持し…

「新聞を跨いではいけない」という教育と辞書を編む ~思うこと

昨日の朝日歌壇に <アルバムを見て思ふ背広など着たことのなき父の一生(大分市 野田孝夫)>、という歌が載っていた。おそらくこの方の父親はひたすら仕事着を着て働いてその姿をこどもに見せて去っていったんだろう。この歌を読んで私の父をおもい浮かべ…

 桜ケ丘公園を歩いてから帰宅して朝日歌壇と朝日俳壇を読んだのでかく

本日は久し振りに何も予定のない日曜日。何故か朝の4時15分に気になっていることがあるためか目覚めてしまった。再び眠ろうとしたが無理なので4時30分頃に起きた。恒例の真向法体操を済ませてから過去の確定申告の資料を整理した。医療費控除の証明書(領収…

 合気道の土曜日稽古と新型コロナウイルスワクチン接種のこと

昨日は8日振りの東肝会での勤務に行って来た。漸く仕事の中身を全体として把握できてきた。さぞかし物覚えのわるい耄碌爺さんと思われていることだろう。 一日を経て本日は合気道の稽古日だ。片手取りの各種の技の稽古をした。右腕の筋肉痛はまだ続いている…

 『西郷札(さいごうさつ)』 (松本清張、カッパブックス)を読んだ 〜作家の片鱗が見えた

『西郷札(さいごうさつ)』 松本清張 を読んだ。人はどのようにして作家になるのか?『西郷札』を読んだら松本清張の片鱗が見えた。人が生きることの哀しみが既にでている。 先日、最初に読んだ「半生の記」に『西郷札」を書いた経緯を本人が書いていたのを…