TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「嗜銀顆粒性認知症」っなんだ?

  認知症の簡易スクリーニング検査として知られる「長谷川式認知症スケール」の開発者として著名な長谷川和夫さん(聖マリアンナ医大名誉教授)は、2017年に「嗜銀顆粒性認知症の診断を2017年に受けて、その事実をメディアで公表した。私は朝日新聞の記事で読んで知って驚いた。長谷川和夫さんのことは、医学関係の業界新聞の記者をしていた1981年頃から学会取材等で存じ上げていた。このブログでも長谷川さのことは何回か触れた。先日(2019年9月26日付けの朝日新聞朝刊に「認知症とともに」という記事でとり上げられていた。「なったらそれっきりではなかった―自ら公表した精神科医・長谷川和夫さんの気づき」という見出しが目を惹いた。長谷川さんは心臓の病気ももっているので、そのおそれと不安を和らげるために忘れることが、「神が与えてくれた恩寵かもしれない」と受けとめていると話している。いずれにせよ、認知症の専門家が自らの体験を話してくれるのは、我ら素人にとってはありがたいことだ。嗜銀顆粒性認知症は脳に嗜銀顆粒(タウタンパクの一つらしい)が蓄積することで発症する。60~80歳代で発症して記憶障害や怒りやすさ、妄想、不機嫌などの症状が出る。アルツハイマー認知症と比べて、怒りやすさなど行動異常が目だつ特徴がある、という。これを読むとチョット不安が増した。