TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「アルツハイマー病 新薬に期待と課題」の記事を読んだ

 アルツハイマー病には未だ確たる薬がない。原因としては、脳細胞への「アミロイドβ」というタンパ質が蓄積されることで発症するということまで明らかになってきた。しかも、その蓄積は症状が出る25年も前から始まっているのだという。ということは、私の場合も既にかなりの「アミロイドβ」が蓄積されているのかもしれない。前にもかいたが、実は、このブログ執筆も呆け防止の積もりなのだが無意味かもしれない。

 ともあれ、件のニュースは、初めての進行抑制型「アデュカヌブ」という薬が米国のFDAで優先審査に入ったというものだ。記録と記憶のために概要を纏めてみたい。
 <治療薬の好悪補は、米国の大手バイオジェンと日本のエーザイが共同開発する「アデュカヌブ」。今年7月にバイオジェンが米国食品医薬品局(FDA)に承認申請をした。米当局は8月、通常より短期間で結論を出す優先審査の対象にすることに決めた。審査終了は来年の3月7日とのことだ。会社側は欧州や日本でも承認申請を検討している。・・・・「アデュニカブ」は、アミロイドβを除去できる初めての薬になるのではないかと期待されている。>
 認知症の新薬の開発は何れも難航している。日本でこれまで承認されているのは4種類だけだ。そのうちの一つ、アリセプトエーザイが開発したものではなかったろうか?認知症領域の薬で、FDAが承認した新薬は2003年以降に一つもない。
 ともあれ、この新薬が正夢になることを期待したい。
 (この概要は、2002年8月23日、朝日新聞朝刊、真海喬生・署名記事を読んで纏めた。)