TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

がん検診が減った 「(コロナ禍で)―遅れる発見」

 2021年 12月7日に、大腸がんの健診を受けるために、かかりつけ医師さんの予約をした。昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響があったので、健診をスキップした。2019年9月に前回は受けているので、2年ぶりとなる。なんのために、大腸健診を受けるのか。これまで、2004年ころから、大腸健診を5回くらい受けている。そのうちで、3回くらいは大きなポリープを切除している。これを受けなかったら、どうなったのかは分からない。アデンノーマという良性腫瘍をとったことになっている。放っておいたら、癌になったのかどうかもわからない。さらに、今年は2年ぶりに10月15日に、定期健診も受けてきた。大便の検査では、便潜血反応は今回はなかった。
 近藤誠さんや和田秀樹さんに言わせれば、私は医療費の無駄遣いをしていることになるだろう。それでも、大腸健診をうけるのは、やはり大腸がんを恐れているからだろう。近藤誠さんは、1948年生まれで、既に、慶應病院を辞めて、近藤がん研究所をつくって所長らしい。近藤さんは、私と同世代なんだ。

 さて、標題の新聞記事に興味を持った(2021年11月5日、朝日新聞朝刊)。案の定というべきか、新型コロナウイルスの影響で、誰しもが病院での健診を避けたのが数字にも表れている。その結果、癌の発見が遅れ、早期発見ではなく、ステージが進んでから受診するひとが増えたということだ。

<2020年にがんと診断された人が、前年より9.2%減ったとする調査結果を、日本たいがん協会などが、11月4日に発表した。新型コロナウイルス感染症の影響で、がん検診受診者が減ったことなどが、影響したとみている。主な5種類のがんで、約4万5千人の診断が遅れたと推計され、今後、は進行したがんが見つかるケースが増えて、患者の予後の悪化や死亡率の増加が懸念されている。>

 調査は、日本対がん協会の他、日本癌学会、日本癌治療学会、日本臨床腫瘍学会の3学 会が共同で実施した。がん診療の拠点病院など486施設を対象に、胃、肺、大腸、乳、子宮頸部の各がんの診断への影響を尋ね、150施設から回答を得た。
 その結果、20年のがん診断件数は8万660件で、前年比9.2%減となっている。