TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

iPS細胞「心筋球」心不全患者に移植ー慶大発ベンチャーが治験―iPS細胞の臨床応用は進んでいるのか?

 「iPS細胞の臨床応用は進んでいるのか?」
 このことに興味がある。なかなか難しいような印象も受ける。標記の記事は朝日新聞朝刊(2023年2月14日)に小さく掲載されていた。興味があるので纏めておきたい。

 <慶応大発の医療ベンチャー「ハートシード」は、iPS細胞からつくった心臓の筋肉の細胞を、重症心不全の患者に移植する治験の1例目を実施したと発表した。移植後、1ケ月の時点で合併症などの問題はみられなかったという。安全性が認められたとして、同社は2例目以降の参加者を募る。>

 <治験の対象は、心筋梗塞などによって心臓の機能が衰えた「虚血性心疾患」をわずらい、冠動脈バイパス手術を受ける20~80歳の患者で計10人を目標にする。
 iPS細胞から変化させた心筋細胞を1千個ずつの固まりにした「心筋球」を、バイパス手術と同時に心臓に注射する。移植後1年ほどかけて安全性や有効性をみる。>

 記事の概要を引用したが、まだほうんとうに治験のだんかいとの印象を受けた。記憶と記録にして、今後の進展に注目していきたい。
 このベンチャー企業の社長は、慶応医学部循環器内科の教授の福田恵一さんが務めている。