先日見た映画は壮絶だった。1960年代フランスの映画だったろうか？予期せぬ妊娠をした女学生が中絶が違法であったフランスで自ら堕胎を決行するようなあらすじだった。思い出した。「あのこと」というタイトルだった。
さて、＜経口中絶薬「手術より安く」―女性医師や助産師ら、国に要望＞という見出しの記事を読んだ（朝日新聞朝刊，2023年2月14日）。関心を持ったので、概要を書いておく。
これは「メフィーゴパック」という経口中絶薬で、早ければ３月にも薬事承認される見通しなんだという。このことについて、医師や助産師らでつくる「性と健康を考える女性専門家の会」が２月13日、」厚生労働省に要望書を提出した。安価で女性が使いやすい薬となるように、国に」ガイドラインの策定などを求めている。
日本産婦人科学会は、中絶薬の発売から半年程度は入院可能な施設に限って、つかいつつ状況を調査するよう厚労省に求めている。その場合、費用は外科手術と同等の10万円前後が見込まれっるという。一方、ＷＨＯの必須医薬品リストの中で中絶薬の平均価格は1回あたり1088円にとどまる。（阿久沢悦子記者の記事から）
＜コメント＞ この薬は、どういうメカニズムのものなのだろうか。ホルモン剤の一種だろうか。既に、出回っているのではないのか。副作用はないのか。もっと、詳細な記述を読んでみたい。
