TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

中性脂肪蓄積心筋血管症(TGCV)ってなに―中性脂肪が心臓をむしばむ

 <「TGCV]知って―中性脂肪が心臓をむしばむ>
 大きな見出しの記事が朝日新聞夕刊(2024年4月5日)に載っていた。医学の記事が一面トップを飾るのは珍しい。「阪大医師が2008年に発見 難病指定求める」という副見出しもついている。鈴木智之さんという記者の署名記事だ。興味をもったので概要をまとめておきたい。

 中性脂肪蓄積心筋血管症(TGCV)ちう病気は、大阪大学の医師が2008年に見つけ、患者812人のうち120人が既に亡くなっているんだという(2023年12月時点)。医師は治療法の開発とともに、「一人でも多くの方に知っていただきたい」と訴える患者、家族らと難病への指定を求めて奔走しているんだという。

 TGCVを発見したのは阪大の平野賢一特任教授だという。心臓移植待機中の患者の細胞を調べると、心臓本来のエネルギー源である長鎖脂肪酸代謝できず、中性脂肪が蓄積するケースがあるとわかった。

 平野医師は治療につながる発見もした。中性脂肪さんの一つであるかプリン酸を添加すると、細胞内の中性脂肪が減る。体内でカプリンさ酸になる「トリカプリン」という成分をもとにした薬の開発を進めた。現在は治験の段階が進んでいるんだという。

 TGCVって英語の頭字語だが、開くとどうなるんだろう。興味深い記事だが、もっと詳細な研究結果を見てみたい。調べてみた。
 Triglyceride deposit cardiomyovqsulopathy;TGCV)っていのだとネットにでいていた。