TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

筋肉貯蓄と読書保険

「発見上手」(Vol.34 2020秋)に面白い記事が載っていたので読んだ。たかが(失礼)信託銀行のPR雑誌なのだが、時折読むと中身が濃いのだ。二つのキーワード「筋肉貯蓄」と「読書保険」について興味を持った。

 読書コラム・医療という記事で、秋山和弘さん(防衛医大出身の医師)が、「人生100年時代、健康寿命の延ばし方」というのを書いていた。
 <・・・・「ピンピンコロリ」の人はわずか10%。その逆で90歳から亡くなるまで10年間寝たきりの方は男性だと20%くらいでしょう。この中間の、寝たきりにならないが100歳までピンピンでもない、7割の人々は、体力を向上させることで、健康寿命をながくすることができますが、そのポイントは筋肉です。筋肉を作る能力は、高齢者でも予想以上に残っていますから、筋肉を作るタンパク質をしっかり食べて、「筋トレ」(筋肉トレーニング)を行い、「筋肉貯金」をすることで、寝たきりは予防できます。>

 秋山さんの行っていることは真っ当でああろう。私は、足の筋肉のがすっかり弱くなっているのを時間してきた。そこで、一日に7000歩以上の歩きを目標にしているが、この夏の暑さで、歩行は4000~5000歩くらいがやっとである。そこで、歩けない日には夕方に、木刀振りを110回、爪先たち踵落とし41回、スクワット31回を励行している。これをやり始めてっから、大腿四頭筋とふくらはぎ(何という筋肉?)が太ってきたのを実感する。ようするに、筋肉貯金をしないと、フレイル(ヨタヨタヘロヘロ)になるのだろう。
 <リラックㇲして長時間歩くウォーキングのような「有酸素運動」では、負荷が少ないので、筋肉は蓄えられません。「メディカルウオーキング」と呼んでいますが、腰からひねりかかとから着地歩幅を広く取り、早足で3分、5分をゆっくり、この繰り返しを一日20分以上、週4日以上続けてください。階段の上り降りなどの刺激も有効です。習慣として、エスカレーターは使わず、駅の階段などは自力で上って下さい。>

 これは、最もな説明であるなと感心する。ただ、のんびるゆっくり歩く散歩も捨てがたいんだが。要するに、エスカレーターやエレベーターは極力使わないことにしよう。

 別のコーナーでは、作家の阿刀田 高さんが、「読書保険」というエッセーを書いていた。

<読書保険、不肖、私が創った新語であある。・・・・・読書は古今東西、ほとんどありとあらゆる分野の知識・情報を網羅して待ち構えている。・・・・スポーツの鍛錬に比べれば、ずっとやさしい。そして、これを身に着けていれば、老後と言わず、直ぐにでも配当が受けられる。・・・・>

 読書保険に入ろう。私の趣味は、合気道と本読みだけなので、筋肉貯蓄と読書保険の両方に入っているようなものだ。