TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

 「mRNA研究 ノーベル生理学・医学賞」 ~コロナワクチンに貢献

 2023年のノーベル生理学・医学賞は「コロナワクチン」の開発に貢献したmRNA研究に輝いた。予想通りの受賞だろう。研究の成果から受賞までの早さは、インスリンの発見とその臨床応用以来だろう。インスリンは、1921年に発見され、翌年に論文発表、23年にノーベル賞を受賞した。
 さて、今回の受賞について、記録と記憶のために概要を朝日新聞(2023年10月2日)朝刊記事から紹介しておきたい。

<スウエーデンのカロリンスカ研究所は10月日、今年のノーベル生理学・医学賞を独バイオ企業ビオンテック顧問のカタリン・カリコ氏(68歳)、米ペンシルべニア大のドリュー・ワイスマン教授(64歳)に贈ると発表した。業績は「mRNAワクチンの開発を可能にした塩基修飾に関する発見」。新型コロナウイルスに対するワクチンの実用化に貢献したことが評価された。>

 MRNAは、人間やウイルスの遺伝情報の一部をコピーした断片。その情報をもとに、体内でたんぱく質が作られる。人工的に設計したmRNAを接種し、体内で狙い通りのたんぱく質ができれば、治療薬やワクチンとして使える。30年以上前から研究されていたが、人口のmRNAは体内で異物とみなされ、過剰な免疫反応がおきることが難点だった。
 カリコ氏が、ワクチン研究者のワイスマン氏ととともに、mRNAの一部を別の物質に置き換えると、この免疫反応を回避できることを発見した。これを発展させたものが、新型コロナウイルスに対するワクチンとして使われ、パンデミックが始まってから、わずか11か月という驚異的なスピードで実用化に至った。

■受賞者の紹介■
 カタリン・カリコ:1955年、ハンガリー生まれ。1082年に同国セゲド大で博士号を取得。85年に米国に渡る。2013年から独ビオンテック社に所属し、1919年~1922年上級う副社長。

 ドリュー・ワイスマン: 1990年米国立保健研究所(NIH)、1993年米国アレルギー・感染症研究所を経て、1997年からペンシルベニア大。

<コメント>
 新型コロナウイルス感染はまだ感染が続いている。日本でも、新型コロナウイルスは第5類に移行た。つまり、一般の感染症扱いになってきたのだ。街中でもマスクをつけている人の数は半数ほどに減って来た。大規模の集会など開催されるようになってきた。外国人の観光客も増加している。
 本日、私の同伴者のY団は、第7回目の新型コロナウイルスワクチンンを接種した。私も、来たる、10月10日、第7回目のワクチン(ファイザー製)の接種を予定している。