久しぶりに暖かい春日だ。同伴者のYさんは髪のカットに私は「家庭菜園入門」講座に午前中から参加した。春が本格的になった。今年は桜が10日間くらいは遅かった。
朝日歌壇や俳壇も春の感じになって来た。
<柔らかな春風はほんわかと包み込み手編みのセーター箪笥にしまう(尼崎市 麻殖生容子)>⇒佐佐木幸綱撰:
<妻の骨壺いっぱいに拾ひたり脚を支えし金具を残して(山口県 山花俊作)>⇒高野公彦、永田和宏共撰:
こういう歌もあるんだ。生きるとはそういうことなんだ。
<スーパーへ買い出しに来るママチャリの力士みかけて大阪は春(吹田市 中村玲子)>⇒永田和宏、佐佐木幸綱共撰;
<原爆の父なるオッペンハイマーにゴジラが吼えた三月十日(新庄市 大山慎一)>⇒馬場あき子撰:
ゴジラもオッペンハイマ―も映画になったんだ。馬場さんのコメントは読みすぎ。
俳壇が面白い。
<すぐ上を本物通る犬ふぐり(町田市 岩見陸二)>⇒小林貴子撰:
面白い俳句だね。それにしても、あの可愛い花の名が「お犬のふぐり」なんて・・。