TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

「知って安心!はじめての在宅医療講座」を受けてきた日にSA君に拙稿「医・人・時」を送った

 「知って安心!はじめての在宅医療講座」が麻生福祉センター会議室で本日(2024年6月17日)の午後13時30分~14時30分まで開催された。当初この日は清里に行っているので受講を諦めていた。予定変更したので急遽参加してきた。定員48名の席が満席であった。趣旨は「自宅で最期を迎えることができる在宅医療も注目されており今後の医療不振で大きな選択肢の一つとなりました」というものであった。講師は「在宅医療支援クリニックかえでの風たま・かわさき」の院長に昨年(2023年)6月に就任したばかりの雨森俊介医師(昭和50年生まれ、49歳)。雨森さんは長崎市出身で長崎大学医学部卒、長崎大学第二外科外科専門医となり、その後、日本医科大学高度救急救命センターで救急専門医を取得した方だ。外科、救急医学の専門医がなぜ在宅医療なのかと当初は思ったが在宅の現場でこそチョットした外科的処置が必要なのだと納得した。
在宅医療で行えること(訪問診療)■
 訪問回数:一般的に月1~2回、癌末期患者で週1回。
 治療: 薬の処方、点滴、輸血、腹膜透析。
 処置: 簡単な縫合、褥瘡やカテーテルの洗浄、胸水穿刺、腹水穿刺。
 管理: 在宅酸素療法、在宅人工呼吸器、経管栄養、中心静脈栄養、気管カニューレ尿道カテーテル、胃婁などの交換や管理。
 検査: 血液検査、超音波検査、尿検査、動脈血液ガス検査、心電図検査、迅速診断キット(コロナ、インフルエンザ等)。

<コメント>
 在宅診療の医師の経歴に外科、救急医学の技術が必要なことがよくわかった。処置、管理の中には、外科的な処置が多く含まれているのが分かった。総合病院ならば、専門医がここにいて処置、管理をするのだが、一人の訪問医が携わるとなると外科的な素養が必須なのだ。
 本日の受講者は、全員が60歳以上の爺、婆であったが皆熱心に聞いていた。在宅で医師の訪問医療もうけるのも大変だと知った。やはり願わくばPPK(ピンピンコロリ)であるのが誰もの理想であろう。

 さて、次に、畏友SA君に拙稿(『医・人・時~私の「医人」たちの肖像』)を本日の昼頃に郵送した。そのことを記憶と・記録のために書いておきたい。SA君は、私と高崎高校の同期生である。

 続く