TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

2021-11-01から1ヶ月間の記事一覧

iPS細胞15年ー実用化に正念場(興味ある新聞記事から)

「iPS細胞15年ー実用化に正念場」という標題の記事が朝日新聞朝刊(2021年11月7日)に出ていた。 iPS細胞ができてから、もう15年も経つのだ。受精卵からつくるES細胞と同様に無限に増え、さまざまな細胞に変化させることができる。iPS細胞は、皮膚や血液な…

歌が詠めないから今日も歌を読む

「白鳥はふっくらと陽にふくらみぬ ありがとういつも見えないあなた」 (『泡宇宙の蛙』) 大森静佳という歌人が、本日の歌壇俳壇の真ん中のコラムに、「うたをよむ 大きくて 小さな祈り」というエッセイを書いていた。<今年、長らく入手困難だった渡辺松男…

「彼女は夢で踊る」を新百合映画祭で見てきた

「彼女は夢で踊る」は、広島の第一劇場というストリップ劇場を舞台の映画だ。つい最近、閉鎖になったということだ。 ファンにあいされながら、何度も閉館の危機を乗り越えてきた。これまで、幾多の想いがこのステージで交錯した。いまら55年くらい前には、日…

新型コロナウイルスワクチンを作ったファイザーが飲み薬も作っているんんだ

「ファイザーのコロナ飲み薬―入院リスク89%減―臨床中間結果」という見出しの記事が朝日新聞(2021年11月6日、朝刊)に出ていた。ところが、どいう薬なのかの説明は何も書いてない。ひどい記事だと思う。新型コロナウイルスワクチンにの薬には、アビガンやイ…

『私の親鸞ー孤独に寄りそうひと』という本を五木寛之さんがだした(新潮選書)

五木寛之さんは、親鸞がすきなんだと思う。『私の親鸞ー孤独に寄りそうひと』には、〈ああ、この人なら、自分をわかってくれるーー。「聖人」ではなく、「生身」の姿を追い続けて半世紀、人生の同伴者としての親鸞を語る〉ということが書いてあるらしい。 こ…

気になる本のこと2冊―「自分の価値』と『土になる』

『自分の価値』(扶桑社新書)という本を曽野綾子さんがだした。三浦朱門さん(ご主人)が亡くなって4年くらいたったのだろうか。『夫の後始末』というようなタイトルの本を書いてセンセーショナルな感じだった。読んでみたら、認知症になってきたご主人を…

がん検診が減った 「(コロナ禍で)―遅れる発見」

2021年 12月7日に、大腸がんの健診を受けるために、かかりつけ医師さんの予約をした。昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響があったので、健診をスキップした。2019年9月に前回は受けているので、2年ぶりとなる。なんのために、大腸健診を受けるのか。…

若山牧水ん「しらとりは」は恋焦がれる女性だったんだって

<白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしずかに飲むべかりけり>(牧水) 牧水といえば、酒を愛する、漂泊の歌人だと思っていた。それはその通りなんだが、実は、アルコールに溺れていた部分もあるのだろう。本日の、「天声人語」(2021年11月5日)を興味深く…

日本の新型コロナウイルスワクチンが最終治験だそうだ

日本の製薬会社の塩野義が、新型コロナウイルスワクチンの最終治験を今月(2021年11月)にも開始して、来春までに実用化を目指すとのことだ。 塩野義は、2020年12月に治験を開始した。感染を防ぐ、「中和抗体」の量が十分に増えなかったため、ワクチンに混ぜ…

気になる本『コロナ後の世界』(内田 樹)文藝春秋社

内田 樹さんが、また本を出した。『コロナ後の世界』というタイトルで、文藝春秋社からだ。この本は、新しく書いたのだろうか、それとも、いくつかの雑誌に書いたものを一冊にまとめたのだろうか? 興味がある。読んでみたい。ただ、「コロナ後の世界」とい…

写真集『水を招く』のこと―写真家 中山博喜さんと中村哲さん

中村 哲さん(享年73歳)が、アフガニスタンで凶弾に倒れてからもう2年も経ったのだ。この同年代の激しく生き切った中村哲さんのことを思うと、同年代の凡夫の私は生きているのが恥ずかしくなってくる。男とはあのようにあるべきだ。 中村さんと現地で5年間…

森 有正『バビロンの流れのほとりにて』を読んでみたい

札幌医大の学長だった和田武雄さんのことを書いた時に、哲学者の森 有正さんとの交流のことを知った。森 有正さんのことも、実は私はリルケの『フィレンツェ』の翻訳者としか知らなかったのだ。 こんなおり、中村さんの『永遠のドストエフスキー―病いという…