TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

2020-04-01から1ヶ月間の記事一覧

「法然の笑いと信仰」(阪東良三著)を読む

「家にいてください―HOME STAY!」 新型コロナウイルス感染拡大防止のために4月7日に「緊急事態宣言」が発令されてから上記の標語が叫ばれている。今では「毎日が日曜日」の境遇の私は緊急事態宣言がなくても毎日家にいる。家にいると本が読める。というわけ…

スペイン風邪に学ぶここと

第一次世界大戦の終了、そしてロシア革命の起こった1918年にスペイン風邪が全世界に流行ったということは知っていた。その名称の謂れや実態は知らなかった。ここで記憶と知識の整理のために纏める。 20世紀最悪のパンデミック(pandemic:感染症の世界的な大…

私の「医人」たちの肖像―(143)生田房弘さんと私の温故知新―「歳月人を待たず:医学書院での40余年間を振り返って」 ~2013年3月1日

(143)生田房弘さんと私の温故知新―「歳月人を待たず:医学書院での40余年間を振り返って」~2013年3月1日 四十数年に及ぶ私の勤務時代が終わった。まさに「歳月人を待たず」の心境であった。 「学問の静かに雪の降るは好き」(中田瑞穂) 私の印象に刻まれ…

私の「医人」たちの肖像―(132)近藤克則さんと「健康格差社会―何が心と健康を蝕むのか」 ~2005年9月

(132)近藤克則さんと「健康格差社会―何が心と健康を蝕むのか」~2005年9月 近藤さんにはリハビリテーション医学領域の雑誌「総合リハビリテーション」の編集委員の一人に委嘱して就任して貰った折に、初めてお会いした。当時、近藤さんは千葉大学医学部の…

「新型コロナ パリに差した光り」(寄稿 作家 辻 仁成)を読んで思うこと

「人類から愛奪う悪魔 外出制限解けても 試練と回復の道 長く」という大きな見出しの記事が朝日新聞(2020年4月22日)朝刊に載っていたので読んだ。 4月7日に「緊急事態宣言」が出てから2週間が過ぎた。日本全国で患者は増大しており、21日午後10時現在で、3…

妖怪研究ってなんだ

「雨月物語」を読んだ。幽霊とか妖怪とかには興味がある。[四谷怪談]とか小泉八雲との[耳なし芳一]とか子どものころ読んだ話は面白く,今も記憶に残っている。日本の古典芸能の「能」はそもそも死者が語るものだ。 そんな折、今日の朝日新聞夕刊に、「妖怪研…

新型コロナウイルスと私の高血圧

本日は朝から雨が降っていて止まない。一昨日は前夜からの大雨が3時前には止んだので17時~18時頃まで恒例の散策をした。実は先頃から朝起きたときに頭が重い。多分、血圧が高いのではないかと思い一昨日かあ血圧を計っている。18日:144・85・70、19日:141…

「雨月物語」って知ってるかな?

上田秋成「雨月物語」って気になる本だ。30年も前に岩波書店の日本古典文學体系「上田秋成集」を買った記憶があった。たしか捨ててはいないと書棚を探したら見つかった。コロナ感染拡大防止で蟄居状態でも読む本はとにかく沢山ある。でも、この古典文学大系…

新聞記事「オトナの保健室」から

昨日は、島尾敏雄の「死の棘」を読んでを書いた。この小説は、そもそもが主人公トシオの浮気から始まっている。そのことを記した夫の日記を読んで知った妻ミホは狂っていく。「あいつをあなたは喜ばせていたの? 私にもあいつにしたようにしてちょうだい」み…

長編小説「死の棘」読んで思うこと

この一月から」読み継いできた島尾敏雄の長編小説「死の棘」を漸く読了した。読み応えのあるというか読むのに堪える小説であった。正直なところ疲れた。最後まで文体にぶれがない緊張感が緩まないのはさすが玄人の文章だと思った。 読み終えて、本に挟んであ…

ひたすら歩いた

はるひ野から多摩横山の道を唐木田方向に歩いた。10時45分に出て12時20分頃に一本杉公園に着いた。

緊急事態宣言「次」のシナリオ(AERA)をんで思うこと

今朝の朝刊で朝日新聞の雑誌「AERA」が「巻頭特集」で<岩田健太郎×内田樹―緊急事態宣言「次」のシナリオ>という記事を掲載していると知った。AERAは今では女性週刊誌的な誌面なので最近は読んでいなかった。今週号は上記広告に惹かれて若葉台駅の…

必要予定の新宿行きに思う

13日は2月4日の東大病院受診から40日振りに都内へ出かけた。生憎の雨であった。最寄りの小田急多摩線のはるひ野駅を8時47分に出発した。小田急永山で京王線永山駅に移動した。9時4分くらいの快速急行本八幡行に乗った。乗換は一回もなしで京王新宿線の新宿3…

飲酒の身体への影響についての私的考察

昨夜はアルコルー度9パーセントの焼酎ストロング200㏄を一缶飲んだ。18グラムのアルコールを摂取したことになる。この焼酎缶には炭酸が含まれているので発泡性である。二口くらい飲んだだけで酔いを感ずる。美味い。身体的に緩んでくる。アルコールの身体へ…

「私のC型肝炎物語」第8章:C型肝炎ウイルスの終わりから新型コロナウイルスの始まりへ・・・

第8章: C型肝炎ウイルスの終わりから新型コロナウイルスの始まりへ・・・ ■新型コロナウイルス感染拡大―緊急事態宣言が発令された!■ 2020年4月7日: 2020年4月7日(火曜日)の午後7時、新型コロナウイルス感染拡大防止のため緊急事態線宣言が発令された。…

私も不要不急の用事を取りやめた

緊急事態宣言が4月7日に出されてから3日が経過した。今日も東京都では新型コロナウイルス感染者が184名と昨日を上回った。 「緊急事態を1ケ月で脱出するためには、人と人との接触を7割から8割削減することが前提だ。」こう、安倍総理が言った。 できるだろう…

突き抜けた女たちの肖像!

佐藤愛子さんの「九十歳 何がめでたい」(小学館)を読んでいる。これは2015年~2016年にかけて雑誌女性セブンに連載したエッセーを単行本にまとめたものだ。2016年に本がでたときに新聞広告で知っていた。佐藤愛子さんといえば、佐藤紅緑の娘でサトウハチロ…

「死の棘」を読みながら思うこと

梯久美子「狂う人」を読んでから大分時間がたってしまった。「死の棘」(島尾敏雄)を読み続けている。漸く佳境というか終盤に近ついてきた。あと3章を残すのみである。このおどろおどろしい苦しい物語は雑誌の連載の訳だが読者にはどのように受け止められた…

緊急事態宣言発令1日目に思うこと

2020年4月7日(火)に安倍晋三総理大臣によって新型コロナウイルス感拡大防止のために緊急事態宣言が出された。本日、2010年4月8日(水)の朝日新聞朝刊の見出しは全段抜きとでもいうのだろうか、横1面に黒帯に白抜きで「緊急事態宣言」の六文字が掲示されて…

4月7日(2020年)午後7時に緊急事態宣言!

4月7日(2020年)午後7時に緊急事態宣言が安倍首相から出された。対象は東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・福岡の7都府県だ。期間は5月6日までの1カ月だ。爆発的感染を防ぐために外出自粛が求められる。公共交通機関は動きスーパー等は営業を続ける。つ…

必要必須の外出をした

本日は必要必須の外出をした。銀行の貸金庫に預けておいた実印と重要書類をとり出して次週の必要に備えるためだ。次週13日(月)の午前中にあることでと東京都内某所に行く約束になっている。これも不要ではない必要な外出である。それから4月の22日と28日に…

よく生きるために今何をすべきか?

「ひとはたんに生きるのではなくよく生きるべきである」という意味のことを、若くして亡くなった哲学者の池田晶子さんの書いた本で読んで感心したことがある。与えられた命だから誰しもが「よりよく生きる」ことを求めたいものだ。 新型コロナウイルスが世界…

私の「医人」たちの肖像― (121) 西丸與一さんと「法医学教室の午後」

(121) 私の「医人」たちの肖像― 西丸與一さんと「法医学教室の午後」 2020年4月3日。法医学の西丸與一さんが亡くなった。新聞に訃報がでていた。老衰で死去とのことだ。93歳だから現在では超高齢というわけではない。 1982年: ■法医学教室の午後■ 西丸さ…

背高泡立草を読んだ

「背高泡立草」を読んだ。第162回芥川賞受賞作だ。読んでいたら途中で全く違った話が入っていた。何回かに分けて読んだので訳がわからなくところだった。読了して選評をよんだらこの作者の書き方なんだとわかった。作者の古川さんは国学院大学を中退して兄さ…

福岡伸一の動的平衡「ウイルスという存在」を読む!

私はウイルスが好きだというよりウイルスに興味を持っている。今日の朝日新聞に、福岡伸一さんの「動的平衡」が大きな紙面になった。今日(2020年4月3日)のテーマは「ウイルスという存在」だ。ウイルスについてはやはり福岡さんの説明が面白い。以下に無断…

新型コロナウイルス感染の現状に寄せて

新型ロナウイルス感染が東京都内でも拡大しているので都内へでかける二つの用事を断念した。一つは岩田商会に合気道着のズボンを注文したのを取りに行く予定であった。断念して900円の送料を支払って送ってもらった。これも不要不急の外出を控えるためであっ…