2022-01-01から1年間の記事一覧
三歩会の忘年会三歩は小田原駅から早川漁港でランチして早川駅から熱海、伊東と移動して、伊豆高原駅から歩いて中央区伊豆高原莊に一泊した。
<知りません覚えていません分かりませんそんな政治家もういりません(岡山市 伊藤次郎)⇒永田和宏選: こんな短歌が詠まれて、また入選するってなんだ。政治家ってそんなものか? 今週も、常連の奈良市の山添さん親子、観音寺市の篠原俊則さんの歌が複数選…
本日は久振りに遠藤師範の稽古を受けた。今回直接に手を握っての稽古をうけた。 「なんでそんなに一生懸命やるんですか」というような言葉をうけた。「背筋を伸ばしてゆっくりとさり気なく技をだす」ことが肝要である。技をだすことに一所懸命で背筋が前のめ…
(163) 私の「医人」たちの肖像ー 明石 謙さんと「リハビリテーション」 シリーズ・ブログ<私の「医人」たちの肖像>に、明石 謙先生をとりあげることにした。私が社内の人事異動で医学雑誌部に異動した際に管轄雑誌の一つに「総合リハビリテーション」があ…
アルツハイマー病の薬としては、エーザイのアリセプトほか3種類くらい」が認可されていると思う。私の義母も、アリセプトのほか何とかパッチとかいう張り薬を処方されていたが、効いているとは思えなかった。遅らせる効果はあったのだろうか? 今読んでいる…
(57)私の「医人」達の肖像―向井紀二さんと「ビゲロー三代記、日本の美術に魅せられたW. S. Bigelow(向井紀二訳)」~1987年1月) 古い資料を整理していたら、1986(昭和61)年12月19日消印の向井紀二さんからの封筒がでてきた。向井さんの所属は「国立が…
『年寄りは本気だーはみ出し日本論』(養老孟司・池田清彦)は新潮選書の一冊だ。2022年7月25日の発行の本だ。夏に広告をみて稲城図書館にリクエストしておいたら今頃になって順番がまわってきた。読み始めた。なんだ、この本は例によって日本文化論だ。 第…
田山花袋は、群馬の舘林出身の明治の作家だ。『田舎教師』をまだ読んでいなかった。『蒲団』を読んだので、『田舎教師』を借りて来た。 注がついていて、「赤城おろし」の解説までついている。「だるま」は、飲食業で働いていて娼婦まがいのことをする女性の…
11月6日(土曜日)の合気道の稽古は、諸手取りの各種の技の稽古をした。 11月27日(日曜日)は、青梅せんの宮ノ平駅からハイキングをした。 11月28日(月曜日)は、自宅で蟄居して夕食の料理をした。本日は、標記の新聞記事に触発され書いておきたい。 <高…
朝日歌壇と俳壇を毎週読んでいると、一週間の速さに驚く。 <大根も大根足もよかりけり(東京都 長谷川瞳)>⇒高山れおな選: ⇒「長谷川さん。<少女らの粉の吹いた冬のなま足とふとった大根も・・・・>とメモ」と、高山れおなさんのコメントが載っていた。…
(100)私の「医人」たちの肖像―日野原重明さんと統合講義「ターミナル・ケア」(於:慈恵医大)と山崎章郎さんのこと~1991年10月30日 三十一年の時空を超えて日野原重明先生の謦咳に接した。これを謦咳や肉声というのだろうか?古い資料入れ段ボール箱を整理…
朝一番,10時から、新百合ヶ丘のアルテリオ映像館で映画「千夜一夜」を観てきた。主演は、田中裕子だった。くらあーい感じのボソボソ語りに朝のうちから嫌な気持ちなった。映画って人生を切りとるんだね。 <年間8万人ーー。日本全国の警察に届けられる行方…
「MITを全国の失語症患者へー日本MIT協会主催「第1回MITトレーナー実地研修」開催 標記のタイトルの記事が、週刊医学界新聞第3494号(2022年11月21日)に載っていた。私のブログで関啓子さんに触れたのは、2週間前の11月11日のことだった。関さんが、三鷹に…
読み終えたが、目を通し終えたと言った方が当たっている。タイトルの劇的なは「劇的観点から観た」の意味である、とあとがきに書いてあつた。本書の原稿は、金剛出版から出ている雑誌「臨床心理学」に連載した「創造性と精神分析」が元になっていると。これ…
「新型コロナウイルス感染 塩野義のクスリ 緊急承認」 標記のニュースがテレビ等で流れた。新型コロナウイルス感染に対しては有効な薬はまだないと思う。標記の記事が朝日新聞朝刊(2022年11月23日)に載っていた。記憶と記録のために概要をまとめておきたい…
私の孫は賢い。孫が来て今日も馬場のぼるさんの十一匹のねこをよんだ。この絵本を何回読んだろうか!わたしたちの子どもたちに読んであげ、いま孫たちによんでいる。私の孫たちはわたしの哀しみを知らずに成長している。当たり前だ。私が薄倖というのではな…
タイトルの「見るなの禁止」を超えて、はこれも『夕鶴』のことだろうか? 1 矛盾をつきたい 冒頭の一文はこうだ。「フロイトの技法論の論文をよんでから、その治療記録を見るなら、彼がこうあるべしとして示した態度を実際には徹底していないことが目につく…
著者の前田さんは、前「新潮」編集長なんだといいう。神楽坂の駅近にある「新潮社」という出版社は気になる会社だ。雑誌「新潮」、廃刊になった「新潮45」とか、「週刊新潮」、「新潮文庫」もある。日本の文芸出版社では、文藝春秋、講談社と並んで老舗と…
『劇的な精神分析入門』北山修)を読み続けているが、ますます訳がわからなくなってきた。もう読むのを断念したほうが良いかもしれない。「分からないことが分かっただけで読み始めた価値がある」と言えるかもししれない。わかったことは、精神分析を行う治…
この作品は、日露戦争の最中ひっそりと死んでゆく一人の一兵卒の姿を描いている。岩波文庫版『蒲団』のあとに収載されていたので、ついでに読んでしまった。いままさに、ロシアとウクライナの戦争が進行しているのだが、118年前には日本がロシアと戦争してい…
「これを知る者はこれを好むものにしかず これを好むものはこれを楽しむものにしかず」 この言葉は誰がいったのであろうか。後で調べてみたい。子曰く。孔子だった。 さて、本日は合気道の稽古をしながら上記の「知好楽」を思い出した。ものごとは、多分、生…
<またの世も家族にならん草の花(春日部市 池田桐人)>長谷川櫂選 ⇒この夫婦と子どもたちでまた家族になりたい」と選者がコメントして一席に。 <鉛筆で冬の気持ちを語るなり(神戸市 豊原清明)>⇒高山れおな選: ⇒「軽くて乾いた鉛筆と」「冬の気持ち」…
< 1 出演する患者 精神科医、高野良英氏は、土居健郎が分析した「甘え」の意義はその演技性にあるとし、演技論の発想を生かした神経症論を展開した(1980)。おそらくこの「演技と精神病理」という論考が、日本の治療室楽屋論の先駆けとなるものだろう。> …
大学時代の親友RB君が、アルコール性認知症をきっかけに病に倒れて、数カ月で亡くなってしっまたのは昨年の12月20日のことだった。 最近、勘違い、思い込みが激しく小さな失敗をすることが多い。部屋の電気をつけたまなにする。物を引き出しから取り出しても…
『劇的な精神分析入門』(北山修)」さんが、「Ⅶ 劇としての人生」のなかで、田山花袋の『蒲団』に言及していた。触発されて、『蒲団』を稲城図書館で借りてきた。昨日から読み始めて読み終えた。田山花袋の36歳の作品である。自然主義文学の画期的な作品で…
11月19日は、国際男性デーなんだって! 「子どもの日」があるのは知っていたが、「女性デー」もあるんだろうか? さて、「男性デー」の本日の朝日新聞夕刊に<「弱者男性」受けとめる社会に>という見出しの興味深い記事が載っていた。昔から、「男らしい」…
平野啓一郎原作の映画 ある男 を見てきた。やはり、小説を読んでみたい。映画はそれなりに良かった。
この章の最初はこうだ。 1 「共に眺めること」「あなたは頭に浮かんだことを何でも、そのまま話してください。たとえば、汽車の窓際に席をとった旅行者が内側の関を座った人に向かって、自分の眼前の窓外の眺望がどんあふうに変化してゆくか、その有様を次…
標記のような本の広告に興味を惹かれた。 上手い文章とはどういうものなのか。現代日本語の精髄ともいうべき短文を選りすぐって解説。 加藤周一さんは、つい最近まで朝日新聞にもよく書いていたさっかだが、実は私は何も読んだことがない。鷲巣さんの本を読…
(123)私の「医人」たちの肖像―梶龍兒さんとボツリヌス菌の臨床応用〜1995年 言語療法士の関啓子さんが自らが体現された高次脳機能障害の後遺症治療において、ボツリヌス菌投与にも挑戦されたことを知った。ボツリヌス菌の臨床応用といえば梶龍兒さんを思い…