TomyDaddyのブログ

毎日の健康管理の記録、新聞、雑誌、書籍等の読書について感想を書いていく。

2021-01-01から1年間の記事一覧

『芥川賞候補傑作選ー平成①1989-1995』(鵜飼哲夫編)を読んでいる

『芥川賞候補傑作選ー平成①1989-1995』(鵜飼哲夫編)という部厚い本を川崎市立図書館(麻生館)で偶然に見つけて借りてきた。この本を借りてきたのは、車谷長吉さんの『漂流物』が載っていたからである。『漂流物』は、「文学界」の1995年2月号に載ってい…

先端医療研究の記事より―受精卵つくりゲノム編集 遺伝性疾患の研究も容認へ

<内閣府の生命倫理専門調査会は、11月11日、遺伝性疾患の治療法の研究のために新しく受精卵をつくり、ゲノム編集技術を使って遺伝子を改変する基礎研究を認める方針を決めた。総合科学技術・イノベーション会議などを経て、正式に決める。> 以上の記事が、…

ファイザー製新型コロナウイルスワクチン 3回目承認 厚労省18歳

新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が実行になりそうだ。私は,2021年6月25日にファイザーのワクチンの二度目を受けた。その8カ月後に3回目となると、2022年2月くらいになる。 ところで、新型コロナウイルワクチンにには反対論者も多い。文藝春秋の11月…

瀬戸内寂聴さんが生ききった―訃報に触れて思うこと

小説家の瀬戸内寂聴さんが昨日(2021年11月10日)に心不全で亡くなったとテレビの報道で知った。99歳だった。つい最近、瀬戸内さんの『花芯』という小説を稲城図書館から借りて読んだばかりだ。日野原さん90歳と瀬戸内さん80歳くらいの時の対談本も読んだば…

生田房弘さんが亡くなっていた―『Glia細胞』のこと

生田房弘さん(新潟大学脳研究施設)の奥方から喪中はがきが届いた。今年の5月26日に93歳で永眠されていたのだ。不覚にもこの情報を知らなかった。シリーズ<私の「医人」たちの肖像>の第129回目にとり上げていた。生田先生には、雑誌『脳と神経』および『…

『痛覚変調性疼痛』と学会が命名―興味深い新聞記事から

<体・神経に傷ない「第3の痛み」解明進む>という表題の記事を読んだ(朝日新聞朝刊,2021年11月8日)>興味深いのでまとめておく。 痛みの発生には、従来、二つのタイプが説明されてきた。一つは、けがや炎症で組織が傷つき、痛みの信号が出ておきる「侵害…

気になる本のこと『自分史上最高の柔軟性が手に入るストレッチ』(村山 巧、かんき出版)

私は、合気道の稽古を30年以上も続けている。合気道の基本は、脱力、柔軟にあり、かつ、柔軟の中から気をだすことである。気を出そうとして力を込めると,本末転倒となる。だから、柔軟性を得るのは頗る難しい。標記の本を読んでみたい。 「初心者でも自宅で…

iPS細胞15年ー実用化に正念場(興味ある新聞記事から)

「iPS細胞15年ー実用化に正念場」という標題の記事が朝日新聞朝刊(2021年11月7日)に出ていた。 iPS細胞ができてから、もう15年も経つのだ。受精卵からつくるES細胞と同様に無限に増え、さまざまな細胞に変化させることができる。iPS細胞は、皮膚や血液な…

歌が詠めないから今日も歌を読む

「白鳥はふっくらと陽にふくらみぬ ありがとういつも見えないあなた」 (『泡宇宙の蛙』) 大森静佳という歌人が、本日の歌壇俳壇の真ん中のコラムに、「うたをよむ 大きくて 小さな祈り」というエッセイを書いていた。<今年、長らく入手困難だった渡辺松男…

「彼女は夢で踊る」を新百合映画祭で見てきた

「彼女は夢で踊る」は、広島の第一劇場というストリップ劇場を舞台の映画だ。つい最近、閉鎖になったということだ。 ファンにあいされながら、何度も閉館の危機を乗り越えてきた。これまで、幾多の想いがこのステージで交錯した。いまら55年くらい前には、日…

新型コロナウイルスワクチンを作ったファイザーが飲み薬も作っているんんだ

「ファイザーのコロナ飲み薬―入院リスク89%減―臨床中間結果」という見出しの記事が朝日新聞(2021年11月6日、朝刊)に出ていた。ところが、どいう薬なのかの説明は何も書いてない。ひどい記事だと思う。新型コロナウイルスワクチンにの薬には、アビガンやイ…

『私の親鸞ー孤独に寄りそうひと』という本を五木寛之さんがだした(新潮選書)

五木寛之さんは、親鸞がすきなんだと思う。『私の親鸞ー孤独に寄りそうひと』には、〈ああ、この人なら、自分をわかってくれるーー。「聖人」ではなく、「生身」の姿を追い続けて半世紀、人生の同伴者としての親鸞を語る〉ということが書いてあるらしい。 こ…

気になる本のこと2冊―「自分の価値』と『土になる』

『自分の価値』(扶桑社新書)という本を曽野綾子さんがだした。三浦朱門さん(ご主人)が亡くなって4年くらいたったのだろうか。『夫の後始末』というようなタイトルの本を書いてセンセーショナルな感じだった。読んでみたら、認知症になってきたご主人を…

がん検診が減った 「(コロナ禍で)―遅れる発見」

2021年 12月7日に、大腸がんの健診を受けるために、かかりつけ医師さんの予約をした。昨年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響があったので、健診をスキップした。2019年9月に前回は受けているので、2年ぶりとなる。なんのために、大腸健診を受けるのか。…

若山牧水ん「しらとりは」は恋焦がれる女性だったんだって

<白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしずかに飲むべかりけり>(牧水) 牧水といえば、酒を愛する、漂泊の歌人だと思っていた。それはその通りなんだが、実は、アルコールに溺れていた部分もあるのだろう。本日の、「天声人語」(2021年11月5日)を興味深く…

日本の新型コロナウイルスワクチンが最終治験だそうだ

日本の製薬会社の塩野義が、新型コロナウイルスワクチンの最終治験を今月(2021年11月)にも開始して、来春までに実用化を目指すとのことだ。 塩野義は、2020年12月に治験を開始した。感染を防ぐ、「中和抗体」の量が十分に増えなかったため、ワクチンに混ぜ…

気になる本『コロナ後の世界』(内田 樹)文藝春秋社

内田 樹さんが、また本を出した。『コロナ後の世界』というタイトルで、文藝春秋社からだ。この本は、新しく書いたのだろうか、それとも、いくつかの雑誌に書いたものを一冊にまとめたのだろうか? 興味がある。読んでみたい。ただ、「コロナ後の世界」とい…

写真集『水を招く』のこと―写真家 中山博喜さんと中村哲さん

中村 哲さん(享年73歳)が、アフガニスタンで凶弾に倒れてからもう2年も経ったのだ。この同年代の激しく生き切った中村哲さんのことを思うと、同年代の凡夫の私は生きているのが恥ずかしくなってくる。男とはあのようにあるべきだ。 中村さんと現地で5年間…

森 有正『バビロンの流れのほとりにて』を読んでみたい

札幌医大の学長だった和田武雄さんのことを書いた時に、哲学者の森 有正さんとの交流のことを知った。森 有正さんのことも、実は私はリルケの『フィレンツェ』の翻訳者としか知らなかったのだ。 こんなおり、中村さんの『永遠のドストエフスキー―病いという…

朝日俳壇と歌壇を読む

「赤と白群れて離れて曼殊沙華(まんじゅしゃげ) 宝塚市 大島三郎」⇒大串章選 彼岸花とは不思議な花である。毎年、秋の訪れが早い時も遅い時も、彼岸花は同じ日に咲くような気がする。それもある日に忽然と咲く。前夜に茎が無くても一夜で伸びて翌日には花…

新型コロナウイルスワクチン3回目接種―12歳以上全員

「新型コロナウイルスワクチン3回目接種―12歳以上全員」というタイトルの新聞記事が出ていた(2021年10月29日、朝日新聞朝刊)。私はファイザーのワクチンを今年の6月末に2回目を受けた。厚労省方針では2回目から8カ月ごということだ。とすれば、来年の2月…

気になる本『生命海流』(福岡伸一)のこと

分子生物学者の福岡伸一さんが、新しい本を出した。『生命海流』(朝日出版社)というタイトルだ。一昨年かな、福岡さんはガラパゴス島を訪問して帰ってからこの本を書き始めたらしい。現在、朝日新聞で連載の「ドリトル先生の物語」と並行してこの本を書い…

「人生の目的は、品性を完成させること」としたら、それを求めよう

「人生の目的は金銭を得るに非ず、品性を完成するにあり」 これは内村鑑三のことばです。 こんなフレーズの載っている本を読んでいる。『がん哲学外来へようこそ』(樋野興夫著)を稲城図書館から借りてきて読んでいる。この本は、2016年2月20日発行の「新潮…

『今日すべきことを精一杯!ー日野原重明 105歳の医師の原点』(ポプラ選書)を借りてきた

『今日すべきことを精一杯!ー日野原重明 105歳の医師の原点』(ポプラ選書)は、2017年3月8日に出ている。日野原さんは、2017年7月17日に、105歳で亡くなった。まさに、亡くなる4カ月前に出版された。この本に書いてあることは、断片的に何処かで読んだこと…

『永遠のドストエフスキー 病いという才能』(中村健之介著)を借りてきた

『医・人・時―私の医人たちの肖像』という本を書いている。いや未だ本ではないのだが、回想録をかいている。だいぶまとまってきた。その第9回目で、精神医学の秋元波留夫さんのことを書いていて、1981年に京都で開かれた「国際てんかん会議」で秋元さんの開…

新型コロナウイルスの治療薬の現状

新型コロナウイルスの感染者が減ってきた。このまま終息に向かってくれれば嬉しいが予断は許さないだろう。新型コロナウイルスの「第6波」が懸念されるなか、治療薬の選択肢も増えてきたようだ。「治療薬―増える選択肢」という記事が、朝日新聞朝刊(2021年…

朝日歌壇を読む

今日も朝日歌壇を読んだ。<台風の無事に過ぎたる朝の晴れ丹沢山脈(やまなみ)惚れ惚れ望む(大和市 高橋スミ)⇒佐佐木幸綱選: 大和からは丹沢がよく見えるよね。このように素直に歌が詠めるんだね。短歌って気張ら無くてもよいんだという例と思う。 <命…

気になる本2冊―「虹滅記」(足立巻一著、朝日文庫)と『オホーツク諜報潜船』(西木正明著、角川書店)

夕方に、土肥から帰宅して溜まった新聞を眺めた。本日の夕刊の文化蘭が面白かった。 10月23日(土)の午後16時から、福岡伸一さんと池澤春菜さんが、『新・ドリトル先生物語を語る」をオンラインでやるんだという。忘れないようにして聞いてみよう。 さて、…

西伊豆三日目は晴天だ

西伊豆三日目は晴天だ。朝から太陽が出ていて嬉しい。

ユトリロ西伊豆2日目

ユトリロ西伊豆2日目だ。昨夜は、イオンバァリュで買ってきたオカズを食べてながらビール2缶と焼酎白霧島を飲んだ。夕食は、三島で買ってきた牛焼肉定食であった。満喫した。21時過ぎには寝てしまった。朝目覚めると風が音を立てて吹いていた。雨は少ない。…