2021-01-01から1年間の記事一覧
最後に大腸内視鏡検査をしたのは令和元(2019)年の9月だった。その前年の平成30(2018)年にも大腸内視鏡検査を受けた。その時には、かなり大きなポリープを切除した。初めて、大腸内視鏡検査を受けたのは、2006年で今から17年くらい前になる。最初の時には…
「三歩会」の忘年ハイキングを、12月日日)~6日(月)の2日間に実行した。 宿泊: 宿は箱根登山鉄道の小涌谷の金型箱根荘であった。この宿は、金属加工企業の健康保険組合の保養所だ。空いている時には、一般客も泊めてくれるので利用した。一人一泊二食付…
「ラ・フランス剥(む)かれてもまだ逃げまはる(香芝市 土井岳毅)」⇒高山れおな選:「ぬるぬると逃げる逃げる。果物というより、まるで鰻みたい!?」と選者のコメントだ。ラ・フランスって年に一度くらいは食べてみたい。そんなに、ぬるぬるはしないと思…
米国の製薬会社メルクが新型コロナウイルスの飲み薬を作っていることはニュースで知っている。メルクといえば、あの「メルクマニュアル」で有名な製薬会社だ。以下、朝日新聞(2021年12月4日)の記事からまとめておきたい。 米製薬大手メルクの日本法人MSDは…
新型コロナウイルスワクチン三回目接種が、医療従事者から、12月1日から始まった。当面は今年の2月以降に先行して接種を受けた医療従事者が対象だ。今後、2回目接種を終えて8カ月が経過した18歳以上から順に接種券が届き、3回目接種対象となっていく。来年1…
「LGPTQ」のことが真正面にとり上げられたのはここ3~4年くらいのことだろう。日本で、最初にLGPTに対して精神医学の立場から対応したのが埼玉医大の精神医学教授の山内俊雄先生だ。心の性と身体の性を同一にするために外科的手術での対応も行われた。一方…
「Osler医学の道は臨床疫学に通ず―日本臨床疫学学会第4回年次学術大会の話題から」という記事が、最近届いた医学界新聞(第3447号、11月29日)に載っていた。日本臨床疫学学会代表理事としての福原俊一先生の顔写真も載っていた。福原さんには、何回もお目…
『息を吐くだけの健康法―ロングブレスの魔法』という興味深い本(幻冬舎刊)の広告を見た。著者の美木良介さんてどういう人なんだ。裸の写真が出ているが若い人だ。と、思って調べたら、俳優で60歳近い人らしい。興味深い。 実は私の健康法にも「ロングブレ…
新型コロナウイルス国産ワクチンの開発はどうなっているんだろう。気になるところだ。本日の朝日新聞にタイムリーな記事が出ていたので、記憶と記録のためにまとめる。 モデルナは、オミクロン株について次のように言っている。①デルタ株に見られる感染力を…
新型コロナウイルスの感染者数が減ってきている。東京都でも一桁、神奈川も同じくらい、全国で200名位まで減っている。ワクチン接種の効果なのかもわからない。一方、ヨーロッパでは新規の感染拡大が再び起こっているようだ。特に、感染力が強いオミクロン株…
丸山健二という小説家は酒を飲まない人だ。硬質な文体のこの芥川賞作家は、世に出たのが大江健三郎の少し後だった。仙台の電波学園を出て、勤め人をしながら二十三歳で芥川龍之介賞をとった。幾つかの小説を好きで読んできた。しかし、荒唐無稽の物語はよん…
「生涯の一句これより秋深む(伊万里市 田中南獄)」「亡き人の誰彼に会ふ花野かな(前橋市 荻原葉月)」 ⇒大串 章選 「縄文に一万回の秋のあり(松戸市 橘 玲子)」 ⇒高山れおな選 「縄文時代は1万年続いた。よって秋も1万回。この句が詠うような秋への感…
本日(2021年11月27日)の朝日新聞朝刊の文化欄には興味深い本の広告が多かった。記憶と記録のために書いておきたい。 (1)オルガ・トカルチュク著『優しい語り手―ノーベル文学賞記念講演』 評・温 又柔(小説家)―なぜ読書で呼吸が整うのだろう (2)『…
半年も前に稲城図書館にリクエストしていた、桜木紫乃さんの「家族じまい」がやっと順番が回ってきた。 「ふたりを単位にして始まった家族は、子供を産んで巣立ちを迎え、また二人に戻る。そして、最後はひとりになって記憶も散り、家族としての役割を終える…
晴れた日秋の深まりを感じる日だった。朝食、洗濯を済ませてから,庭畑の大根2本と春菊を採取してお土産の用意をした。10時50分に家を出て、11時4分のはるひ野発で小田急小田原行きで海老名に向かった。海老名に11時40分に着く。11時45分頃に、三女の息子の…
中村さんのこの本を読みながら、ドストエフスキーを改めて読んでみたくなってきた。『永遠の亭主』や『貧しいひとたち』も『分身』も実のところ私は読んでいないのだ。読書好きのドストエフスキー愛好家も初期の短い作品を読んでいないのではないだろうか。 …
興味深い記事が朝日新聞夕刊(2021年11月24日)に出ていた。記録と記憶のために概要を纏めておきたい。 私が子どもの頃には、高崎市郊外の山の中に「あかい家」とい言われた病院があった。差別用語になるが、「き✖✖病院」と呼ばれていて、一度は入ったら出ら…
ドストエフスキーで食ってきた人はあまり多くはないだろう。「食ってきた」なんて書くと語弊が生じるが、ドストエフスキーに魅せられて、ドストエフスキーの専門家になって本を書いて生きてきた人のことだ。最近では、中村さんはその一人だろう。途中から、…
精神科医の斎藤環さんが、標記の本 コロナアンビバレンスの憂鬱ー健やかにひきこもるために を晶文社からだした。コロナ禍を生き延びるためのサバイバル指南書 とのキャッチコピーが付いていた。コロナが投げかけた 人は人と出会うべきなのか というこんげん…
『永遠のドストエフスキーー病という才能』を読み継いでいる。2004年に中公新書の一冊として刊行されたこの本は、もしかしたら中村健之介さんのドストエフスキーに関する最後の本かもしれない。というのは、これ以降に中村さんは新たな本を出していない。 さ…
『もしあと1年で人生が終わるとしたら?』(ホスピス医)小澤竹俊著、アスコム刊、という本が新聞広告にでていた。例によって読まないうちに概要を広告の言葉から記録しておこう。 「我慢して生きるほど人生は長くない! 3500人を看取った医師が考えた1年1年…
「合気道同心会―ホームページ作成」のための研修会を新百合ヶ丘のやまゆりで受けた。2021年12月22日、午後13時~15時30分。仲間のMYさんと一緒だ。MYさんが、ホームページ作成のためのコンテンツ(記事)を予め用意してくれたのでそれが役に立った。綿ℋ氏は…
「ゆく秋のあとをとぼとぼついていく(栃木県壬生町 あらゐひとし)」⇒長谷川櫂、高山れおな共選: この俳句は、長谷川櫂さんと高山れおなさんの二人が選んでいた。寂しい句だが共感する。「秋深き一人一人に影法師(大月市 藤本 尋)」⇒長谷川櫂さんが、「…
『ミチクサ先生』を、伊集院 静さんがKODANSHAから出した。3年くらい前に、伊集院さんが倒れたので、もう新刊は出さないのかとおもっていた。この本は「日経新聞」の連載の書籍化と知った。長編らしい。「小説よりも面白い漱石の人生。人生はストレートより…
2021年11月13日に、長谷川和夫さん(元聖マリアンナ医大教授・精神医学)が亡くなったとの報道が昨日なされた。92歳とのことだ。生田房弘さんも93歳で亡くなった。伊藤正男さんも90歳で老衰で亡くなった。癌などの大きな疾患を持っていなくても、90歳くらい…
「朝日歌壇」は、最初の選者があの石川啄木さんなんだと知った。啄木が、選者を務めたのは長くはないはずだ。啄木は、生活のために最初は、校正係になったえ、本郷の床屋の二階から、市電に乗って銀座の朝日新聞社に通勤した。 「働けど働けどわが暮らし楽に…
本日、勝浦帰宅したら、医学界新聞・第3445号が届いていた。<ニューロダイバーシティーで、「発達障害」をとらえなおす>というタイトルの対談記事が出ていた。 ニューロダイバーシティーとは、脳や神経、それらに由来する個人レベルでのさまざまな特性の違…
南房総の勝浦に2泊3日で遊んだ。昨年の11月に訪れてから三回目の勝浦行である。前回は、朝市をぶらついて、近隣の神社を覗いただけであった。今回は、11月15日、午前10時24分発の小田急多摩線で出発した。新百合ヶ丘ー新宿ー千葉ー曽我―上総一宮と乗り継い…
「本庶 佑氏と小野薬品が若い―オプシーボ50億円支払い」という見出しの記事が出ていた(朝日新聞朝刊、2021年11月13日)。興味深い記事なので概要を記録のために纏めておきたい。 <がん免疫治療薬「オプシーボ」の特許をめぐり、本庶佑さん(京都大学特任教…
今週の歌壇に、鬼形輝雄くんの歌がまた載っていた。高校の同級生だ。鬼形君は目立たない生徒だったがいまでは立派な歌人だな。高校時代の国語の教師に中金満という若い先生がいた。中金先生は、たしか国学院大学の出身だった。短歌について話してくれたかど…